2月の株主優待　おすすめ銘柄と仕込み状況　いくつかクロス取引で仕込んでみました。

株主優待 クロス取引

　株主優待のクロス取引でノーリスク売買をしています。コストは手数料分だけでお得に株主優待を得ることができるのでクロス取引はおすすめです。

　「クロス取引」とは、現物買と信用売を組み合わせることで「つなぎ売り」ともいいます。買いと売りを同時に同数立てるので株価が上がっても、下がっても、利益も出ない代わりに損失も出ないことになり、株価の変動に左右されることなく株主優待だけを得ることができるのでとてもリスクの少ない方法です。

　信用取引には制度信用と一般（無期限）信用があります。株主優待狙いで信用取引をするなら一般信用（無期限信用）が絶対にお勧めです。制度信用は人気のある銘柄だと逆日歩といって当日終わるまでいくらかかるかわからないコストを取られることがあるのですが、一般信用はコストは約定手数料と貸株料分だけです。ちなみに、一般信用とか無期限信用とか、証券会社によって呼び方が違うだけで、どちらも逆日歩はかかりません。ただし、一般信用には長期と短期がある証券会社もあり、長期は3年とかの長い期間で、短期は5日とか、14日とか、証券会社ごとに決められた日数だけ借りられるというものになります。銘柄ごとに短期銘柄、長期銘柄があるのでその期間と権利落ち日までの日数を考慮して仕込みをすることになります。

　2月末が権利確定日の銘柄の株主優待権利付最終日は23日です。この日の15時の時点で現物株を保有していた株主に株主優待をもらう権利があります。

2月の株主優待

　2月は決算銘柄の数が多いのでたくさん仕込めそうです。

　2月は133銘柄あります。そのうちカブドットコム証券で一般信用売りができる銘柄は現在57銘柄です。ほとんどが一般信用長期銘柄なので貸株料を計算しつつ、残数とにらみ合って残りがなくならないうちに仕込むということになります。

　SBI証券で一般信用売りができる銘柄は現在６５銘柄です。SBI証券は一般信用は短期5日間なのでぎりぎりまで仕込みができません。

　一般信用取引ができる証券会社は他に、松井証券と楽天証券があります。

　松井証券は株主優待の検索がしづらいです。約定代金が10万円以下で手数料無料になるので、株価を見て10万円以下の時松井で取り扱いがあるかどうかチェックしています。

　楽天証券はまだ、一般信用の取り扱い数が圧倒的に少ないです。

2月の株主優待　おすすめ銘柄はこちら

私なりにおすすめ銘柄をまとめてみました。

2月の株主優待　おすすめ銘柄
銘柄名	必要資金（目安）	100株の株主優待
サンエー(2659)／東京	519,000	2,000円VJAギフト券
エービーシー・マート(2670)／東京	649,000	3000円買物割引券
ＤＣＭホールディングス(3050)／東京	98,900	自社商品（日用品）
ウエルシアホールディングス(3141)／東京	629,000	3,000円Tポイント
あさひ(3333)／東京	128,600	4,000円優待券
西松屋チェーン(7545)／東京	143,100	1,000円買物券
スギホールディングス(7649)／東京	517,000	3,000円カタログギフト
４℃ホールディングス(8008)／東京	248,000	2,000円優待券or自社商品
ベスト電器(8175)／東京	14,000	10枚5000円ごとに500円引き券
イオンモール(8905)／東京	162,200	3,000円イオンギフトカードorカタログギフト
イオンディライト(9787)／東京	327,500	2,500円商品or2,000円イオンギフトカード
吉野家ホールディングス(9861)／東京	162,100	3,000円優待券or自社製品
アークス(9948)／東京	257,300	2,000円ギフト券orリンゴorリンゴジュース